20180905_hitogata06 Hitogataで手軽にVTuberっぽくゲーム配信してみた

 

20180905_hitogata06 Hitogataで手軽にVTuberっぽくゲーム配信してみた

「VTuberっぽい配信がしたいけど、僕にはスキルも画力も無い・・・」

そんなとりゅふ2さんを救ったのが、『Hitogata』というフリーソフトでした!

20180905_hitogata06 Hitogataで手軽にVTuberっぽくゲーム配信してみた

この記事では、とりゅふ2さんが実施した、『Hitogata』を使用したゲーム配信の手順をまとめています。

ちなみに、私も『Hitogata』で作られています!

こんにちは!こんばんは!

とりゅふ2です。

 

ここ数日、バーチャル配信を試していました。

僕のような初心者でも、楽に設定できちゃいます。

とりあえずVTuberデビューしたい方におすすめです。

 

なお、上記のとおり、僕(とりゅふ2)はガチ素人です。

技術的な質問とかには、たぶん答えられませんので、あしからず・・・。

 

Hitogataで出来ること

Hitogataは、上半身から頭までの動きをトラッキングできます。

口の動きや、眉、まばたきがモデルに反映されます。

 

腕の動きは反映されませんが、モーションボタンから、特定の動きをさせることが可能です。

うまく使うことで、配信を盛り上げることができます。

ちなみに、モーションを自作することもできるそうです。

 

また、背景をグリーン等にすることができるので、クロマキー処理が可能です。

以下画像のように、配信画面と一体化させることができます。

 

20180905_hitogata06 Hitogataで手軽にVTuberっぽくゲーム配信してみた

 

何より嬉しいのが、これらのことを、とてもカンタンに出来ちゃうことです。

ガチ素人の僕でも、サクッと設定することができました。

まだまだ出来ることは多いので、詳しくは後述する製作者様のサイトをご参照ください。

Hitogataを使った配信に必要なもの

以下の3つは、最低限、必要です。

  • Hitogata
  • Webカメラ
  • 配信ツール(OBSなど)

 

あとは、好みに応じて加えていく感じでしょうか。

ゲーム配信なら、「棒読みちゃん」を入れると便利です。

ニコ生配信なら、「やります!アンコちゃん」などのコメントビューアがあると捗ります。

Hitogataのインストールと設定

Hitogataのインストールおよび設定マニュアルは、製作者様のサイトに詳細が記載されています。

 

 

詳しくは、上記製作者様のページをご参照ください。

僕も、まだまだ勉強中です。

 

・・・とまぁ、これだけで終わるのは味気ないですよね。

ここからは、僕が実際におこなった設定・手順を、カンタンに紹介していきたいと思います。

Hitogataでキャラクター作成

Hitogataを起動し、「ツール」⇒「キャラメイキング」を選択します。

 

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すると、以下画像のような別ウィンドウが開きます。

この画面で、キャラクターを作っていきます。

 

顔や髪型、服装などを、好みのパーツ群から選べます。

各パーツの色も、細かく調整することができます。

直感的に操作できるので、サクサク作業が進みます。

 

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以下画像のような感じで、カンタンにキャラクターが作れます。

ただし、こだわりすぎると、あっという間に時間が過ぎるので注意!

作ったキャラクターは、左上の「保存」ボタンで保存しましょう。

 

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HitogataとWebカメラを連動させる

モデルの作成が完了したら、Webカメラとモデルを連動させましょう。

 

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WebカメラをPCに接続したら、上画像①のFaceTrackingタブをクリックします。

次に、上画像②のところで、使用するWebカメラを選択します。

使用するWebカメラがプルダウンメニューに表示されない場合は、右の更新ボタン(上画像のオレンジ囲い箇所)をクリックしてみてください。

 

ここまで出来たら、上画像③のFaceTrackingボタンをクリックします。

すると、以下の画像のように別ウィンドウがひらき、トラッキングが始まります。

 

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トラッキング開始時の位置や表情が、すべての基準となるそうなので、最初のうちは、口を閉じて正面を向くのが良いそうです。

ちなみに、部屋が暗すぎると、うまく認識されないことがあるので注意です。

Hitogataモデルを配信ツールに取り込む

ここまで出来たら、配信ツールに取り込んでみましょう。

僕はOBSを使用しているので、ここからはOBS向けの設定方法になります。

なお、FaceTrackingは、起動させたままにしておきます。

 

まずは、Hitogataモデルの背景をグリーンにしましょう。

グリーンにすることで、後述するクロマキー合成がしやすくなります。

 

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上の画像のように①「画面」タブをクリックし、②背景色から緑色を選択します。

もし、②の背景色が表示されない場合は、Hitogataの画面を最大化してみてください。

Hitogata画面が小さいと、背景色メニューが隠れてしまうみたいです。

背景色を選択すると、以下画像のように、背景がグリーンになります。

 

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次に、OBSを立ち上げます。

ソースの追加で「ゲームキャプチャ」を選択します。

 

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上の画像のとおり、モードは「特定のウィンドウをキャプチャ」を選択。

ウィンドウは「[Hitogata.exe]: Face Tracking」を選択。

あとは、右下のOKボタンをクリックです。

 

余談ですが、Xsplitだと、以下の手順で取り込めました。

NLEは、よく分からなかったです・・・

【Xsplit】

ソースの追加⇒ゲームキャプチャー(G)⇒Hitogata(DX11)

 

このままだと、背景が緑色のままなので、透過させましょう。

以下画像のように、先ほど取り込んだソースを右クリックし、フィルタを選択します。

 

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すると、以下画像のように別ウィンドウが開きます。

 

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上の画像のとおり、左側の黒い空白部分を右クリックし、「追加」⇒「クロマキー」と選択します。

フィルタ名は何でもいいです。フィルタの詳細設定も、とりあえず飛ばしてOKです。閉じるボタンを押しましょう。

 

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上の画像のようになれば、クロマキー処理の完成です。

あとは、ゲーム画面などを取り込んで、配信するだけです。

 

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・・・と思ったのですが、このモデルの場合、髪の色とリボンが緑っぽい色なので、透けちゃっていますね。

どうしようかと考えましたが、とりあえず、フィルタの詳細設定をいじることにしました。

 

先ほど飛ばした、フィルタの詳細画面をひらきます。

OBSのソース欄から、取り込んだソースを右クリック⇒フィルタを選択します。

すると、別ウィンドウで、フィルタの詳細設定画面がひらきます。

 

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以下画像のように、OBSのメイン画面をチェックしながら、別ウィンドウで開いているフィルタの値を微調整していきます。

今回の場合は、「類似性」の値を変えるだけで、なんとかなりました。

このあたりのテクニックについては、正直僕もよく分かってないので、勉強中です。

 

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Hitogataを使って配信してみる

あとは、配信して、動かしてみましょう。

Hitogata画面の右下「モーション」タブをクリックすると、手を動かしたり、表情を変えることができます。

 

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また、Hitogataの画面で、右クリックを押しながらマウス操作することで、向きを変えられます。

マウスホイール操作で、拡大・縮小もできちゃいます。

 

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今のところ僕が使っている機能は、これくらいです。

まだまだ面白い使い方ができると思うので、色々と挑戦していきたいです。

 

さいごに・・・

バーチャル配信をするうえで一番心配なのが、「顔バレ事故」ですよね。

Hitogataの場合、配信中に素顔が映ってしまう事故は、起こりにくいと思います。

 

というのも、Hitogataで自分の素顔を映すためには、FaceTrackタブの「カメラ画像」チェックをONにしなければなりません。

 

20180905_hitogata06 Hitogataで手軽にVTuberっぽくゲーム配信してみた

 

さらに、カメラ画像に切替える前には、以下のようなダイアログが表示され、再度、確認を求められます。

 

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なので、よっぽどのことがないかぎり、配信中に素顔が出てしまうことは、ほぼ無いかと思います。

それでも、何が起きるか分からないので、万が一映ってしまっても大丈夫(?)な格好で配信するのが無難だと思います。

(裸で配信とか、ダメ絶対)

Webカメラについて

とりあえずVTuberっぽく配信する分には、こだわる必要はなさそうです。

色んなサイトをチェックしましたが、1000円~2000円くらいのWebカメラで十分だそうです。

なかでも、ロジクールのWebカメラが評判良さそうですね。

 

ちなみに僕が配信で使っているのは、こちらのWebカメラです。

 

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【ロジクール(Logicool)】Webカメラ Logicool HD Webcam C270
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なお、VTuber界隈のサイトでよくおすすめされているのは、こちらのWebカメラ。

 

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ロジクール(Logicool) C270(120万画素 WEBカメラ/HD対応/UVC対応/グレー&ブラック)
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こちらのほうが安いので、試しに始めてみたい方は、こっちがいいかも。

いずれにせよ、比較的安価なものでOKみたいです。

さいごに

こんなにカンタンにバーチャル配信ができるなんて、驚きでした。

しかも、これだけ出来て、フリーソフトだなんて・・・製作者様に感謝です。

 

「VTuberになりたいけど、モデルが作れない・・・」

と悩んでいる方は、とりあえず試しに導入してみるといいかもです。

やる気さえあれば、すぐにバーチャル配信者になれます。

 

調べてみると、Hitogataのほかにも、バーチャル配信ができるフリーソフトがあるみたいなので、色々と試してみたいですね。

あとは、鉄板のFacerig Live2Dとか、噂のVカツとかも、手を出してみたいところ。

 

あぁ・・・時間が足りない・・・・・・